詰め込み祭り

2021年6月12日土曜日

新メイン世帯 茶番

十九日のメイン世帯、キリのいい日までこの前口上は続く。
朝からステレオを修理するマーレ、いつもご苦労様です!
「こんな壁の近くでバチバチやってたら火事になるかもしれねーだろ?」
早めに終わってそのまま朝ご飯。
「魚って色んな調理方法があるよな、一番うまい食い方って何だろ」
そこは人それぞれだよね、煮るもよし焼くも良し、新鮮なら切り身とか。
マーレが出勤するタイミングで起きたバノッサに出荷をお願いする。
「あ、マーレ。いってらっしゃい」
「おーう、行ってくるぜ」
今回は幼児用の着ぐるみ。
「どんな子が着てくれるのか、少し気になる。着心地とか、チクチクしないかとか」
シムスタグラムとかに載せてくれるといいのにね。
バノッサはそのまま朝からパイプオルガンを弾いていたヴァンジェと会話を楽しむ。
「ヴァンジェはいつ頃から楽器を触り始めたんだ?」
「あー…親の話だと小さい頃からシロフォンに夢中だったみたいだな」
アルトはラピッツが見ていたテレビの邪魔をするようにゲームを始めていた。
「見てんだけど…」
「すまん、すぐに終わらせる…」
「こうなったら俺も参戦してアルトを負かしてやる!!」
「うわ…手強い相手のエントリーだ」
朝ごはんの後、アルトとバノッサがお喋り。
「そうだ、出かける日の相談をしたいんだが時間は大丈夫だろうか?」
「ああ、今日は休みだから今のうちに固めておこう」
「天気次第だが、今週の土曜はどうだろう。そろそろコモレビ山の見栄えも良くなると雑誌に書いてあったんだ」
「ちょうど見頃になるのか、楽しみだな」
「ん?二人してどっか行くのか?」
「ああ、コモレビ山に紅葉を見に」
「ふーーん」
「移動ルートは…」
「それなら…」
(いい事なんだろうけど、なんかモヤッとするな…)
皆さんお忘れorご存じないかもしれませんが、ラピッツはバノッサの自称保護者として子供の頃から大変過干渉であり、バノッサが絡むと情緒が不安定になる面倒くさい男です←
それはともかくとして、今日もヴァンジェは釣りですぞー!
「はいはい」
おや、やけに素直。
「こうも連日外に連れ出されたらさすがに諦めもつくわ、最近はそこまで家の中サイコーってならねーし」
継続は力なり!!(どやっ)
バノッサにはデジタルスケッチパッドで絵画入門。
アルトはロボット学を上げてしまおう。作業台でも上がるけどしょっちゅうアレやる!コレやる!で中断して目が離せないから、大人しく読書しててちょーだい。
「再読の再読なんだが…」
よしよし、ちゃんと習得してくれたね!こっちはゆっくりやるとして
まずは生涯の願望を達成させるのを優先にしよう、という事で品質のいい作品をジャンジャン編んでいってください。
「アルトも今日は頻繁に指示が出されるんじゃないかな…」
「バノッサたちはいつもこんな状態なのか…」
今更何をおっしゃるか←
ヴァンジェの釣りスキルが8に!hooklinensinker.simって何かの団体?漁業組合みたいな。
ヴァンジェがマグロを釣り上げた。
「おーー、マグロちゃん久しぶり!!」
ヴァンジェの釣果を見ている間に、アルトのロボット学が9に!これでまた昇進出来るね!
続いてバノッサの絵画スキルが2に!
高速アップグレードをしたからか仕上がりまでの時間が早い、でもデータは売れなさそうだしキャンバス買うべきかなぁ。
ムスターファにも本を読んでもらっていた、トランステレポートの魔法を習得。
魔法使いの特典で速読なのでもう一冊、こちらはコピペの魔法!
ようやく再読から解放されたアルトはリンゴの炭酸水で一息。
「集中した後の飲み物はうまいな…」
マーレが給与アップと共に帰宅、ますます稼げる男になってきた!!
さっきバノッサに編んでもらっていたのはニットサボテン!ニットなのに光沢があるけど気にしてはいけない。
ムスターファはこの前のムゥの経験を活かしつつ乾燥機の修理、頑張れー!!
ヴァンジェの釣りスキルが9に!
これはそろそろ大海原に旅立つ日が近いかな?
「いやー、そこまでじゃねーよ。でも他の釣り場は行ってみたいかもな」
ほうほう!魔法の国に二つほど釣り場がありましたよ、錬金術に使えそうな魚とかいそうじゃない?←
「…昨日の二人の外出はそのための下見も兼ねてたのか」
それは追々として、そろそろ17時なので帰宅してくださいな。
「はいよ、最近定時で上がれる幸せを覚えたわ…自宅警備員なのに」
家ではアルトのコメディスキルが7に!楽しくお話しているようで何より!!


この時点でヴァンジェのライフスタイル「インドア派」が消失の危機に瀕していました、ついに深海の気まぐれ×執念〇が実る日が来るのか…ふふふふふ←
という事で後半に続く。







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