突撃、となりのアレとソレ

2021年1月30日土曜日

ご近所さん 新メイン世帯 茶番 妄想語り

暇を持て余したメイン世帯。雨も止んだしみんな揃ってるしお出かけでもしようかね!
ノックしてもしもーーし!!遊びに来ましたよーー!!
「もう少しテンションを下げてくれ…」
ということでお隣のヴェリクスとグレンの家に突撃しました、既にヴェリクスの姿が見える。相変わらず一人が好きだな。
一匹狼なので大人数は辛かろうとヴァンジェとアルトでご挨拶、歓迎会からしばらく会ってなかったけど元気だったかな?
「久しぶりだなー、ってちょっと雰囲気変わったか?イメチェン?」
「そういえば、そうだな」
「まあ…そんな所だ」
歓迎会の時にどうにも浮いている感じかしたので、パッと見で周りと馴染んだかなーってレベルでテコ入れされたヴェリクス。よくよく見ればイケメンをコンセプトにしております←
相方のグレンも本当に微妙にテコ入れされています、っていうかグレンどころか実はメイン世帯もテコ入れされたという。ずーっと気になってた箇所があったのよね、これもまた微妙なので気付いた人はすごいと思う。
お家の中ではグレンとバノッサとムスターファがお喋り。この家の照明がキツすぎてつらい。
こっちはこっちでやや暗めだし、もう少し統一させたいなぁ…ヴェリクス的には居心地がいいのかもしれないけど。
お腹が空いたのか、ご飯を作り始めたグレン。いかにもヴェリクスが作った素晴らしい品質のご飯は食べないの?
「アレは客用、コレはオレの…くそっ!取れねーー!!!」
なるほど、賢いな。でもフライパンを焦げ付かせたらヴェリクスに怒られるぞ。
雷が鳴り始めたせいなのか、大人数で押しかけたせいなのか、緊張状態のヴェリクス。
「!…また雷か…」
いつになったらカラッと晴れてくれるのかなー、雷はみんな緊張するから困る。
「一回撃たれてみたが、あれはあれで病みつきに…」
「はいはい、そこで危ない遊びを広めようとするのはやめような」
何とか見られるように調整はしているけど、やっぱり白すぎて眩しい家の中の様子。
ちなみにこれが加工していない状態、驚きの白さでマーレも銀髪に見える。
「銀髪っていうか…若白髪ってレベルじゃね?」
「オレを老けこませようとすんな」
割と大目に作ってくれたグレンのご飯をみんなでいただく。
「メシに呼んだのはこっちだけど、あんたら結構遠慮がねーよな」
「遠慮してても腹は膨らまねーだろ、勧められたらありがたくいただく。メシもお前の行動も無駄にならない、Win・Winじゃねーか」
「な…なるほど?(わっかんねー)」
「ラピッツ、グレンを言いくるめようとするのはよさないか…」
何故かお外で食べるムスターファとヴァンジェ、ここは二階部分の下なので雨は届かない…とはいえまた降り出してきたのか。
ご飯が品切れになったので自分の分を作り始めるヴェリクス、しかめっ面が似合うな(誉め言葉)
こうやってヴェリクスとグレンを見ていると、同居というより共同生活してる感じがする。役割は決めないけど自分の事は自分で、みたいな。
少しでも人の少ない所に逃げて食べるヴェリクス、まだみんなとは知り合いだからね仕方ない。
ちゃんとお皿を洗うグレン、何か必死そうに見える。
「汚れが残ってるとヴェリクスがうっせーんだよなぁ…かーちゃんかバァちゃんかっての」
バノッサが話しかけに行ったら一緒に室内に戻ってきたヴェリクスとマーレも交えてお話。
「アンタも兄貴と同じ感じなんだろ?」
「…同じ?」
「一人が好ましいとか、一人でいたい傾向にあるんだろうなって」
「ちょっと前のうちの兄貴と同じ顔してるからすぐ分かったぜ」
「…分かった上での訪問とは、いい根性をしているようだな」
「その辺はまあ、俺たちにも抗えない大人の事情があって…」
ただ単に暇だったから思いついただけです、ごめんなさい(素直)
その頃ラピッツは何やら真剣に花瓶を眺めていた。
「青い花…遺伝子操作か何かで作ってんのか?気になる」
アルトが唐突にグレンに不安をぶちまける、嫉妬深い特有の「不安な気持ちを共有する」ってやつ。
現在恋愛はいじってないけど、自分の気持ちを自覚しつつあるアルトは落ち着かないらしい。つまり片思い、そしてまだ行動に移せないヘタレ期←
「ということで、他の連中と話しているのを見ると不安になるんだ…」
「お、おう…コイバナってやつか?(オレに聞かされてもなぁ…恋とか愛とかわかんねーって)」
「けど、そういうのはオレより本人に言うべきなんじゃね?」
「言えたらどれだけスッキリすることか…」
(綺麗な家だな…)
まだまだ噛み合いそうにない二人、春はいつ来るんですかね。
三人はテレビを鑑賞中、我が家のごとく寛ぐ連中である。そろそろお暇しますかねぇ。
部屋の中のある一点を見つめているムスターファ…猫って部屋の隅とか何もない所を見つめるよね?ムスターファは猫じゃないけどそれをふっと思い出した←
「オレ、猫じゃない」
フラリとどこかに行って鍋を片手に帰ってきたヴェリクスはキッチンでハーブ作りを始めた。
採集ポイントが近いの?それとも栽培してるの?お前は世界が変わっても相変わらずギャザクラ好きだな。
「…カンストするまでやらせたのはどこの誰だ」
私です、私が好きなんですごめんなさい(2回目)

どうやってもヴェリクスに勝てる気がしないのでそろそろ帰るとしましょう、お邪魔しました!また遊びに来るね、お前たちが来るのも大歓迎だぞ!!

帰ってきたはいいけど時間も遅いし、雨も強いからみんな自分の部屋に戻らせよう。
一列に同じ目的地へ向かって走っていく姿は何だか新鮮。団体行動をしているようでしてないからね、この連中。
こういう時、すぐ近くに入口があるバノッサは勝ち組である。
自室に着いたヴァンジェは早速ギターをかき鳴らしてレベルが9に、これでようやく作曲の印税も稼げるように。ヴァンジェの音楽が茶の間を賑わせる日も近い、かもしれない。
「そこはもっと自信持って言ってくんねーかな、泣いちまうぞ」
マーレは自室の壊れたステレオを、これまたフリーウィルで修理し始めた。
「兄貴やバノッサほど早くは出来ねーけど、これくらいはな」
修理で出たごみまで片付けるマーレ、何なのコイツは……パーフェクトじゃないか!!大体修理してもゴミは放置で不快になるヤツが多い中で、マーレのこの行動はもはや感動するレベル。
そんな良く出来た弟にヴェリクスの所で食いっぱぐれたせいで、腹を空かせたアルトが夜食を作りながら不安をぶちまける。
「それで、あまり話すことも出来ずに…」
「まあ、他人の家で連中とばっかり会話するのもなぁ」
「けど仲良く話している姿を見ていると段々イライラとしてきて」
「お?(ようやく告る気にでもなったか?)」
「気が付いたら隣人に愚痴ってしまっていた!」
「赤の他人にも話したのかよ!」(ドン引き)
「何かもう我慢が出来なかった、今思うと彼には申し訳ないことをした…」
「…そんなに色々気になるなら、今度二人で出かけてきたらどうよ?」
「どこへ…?」
「それくらい考えろよ、兄貴やアイツの好みなんてオレ知らねーし」
「そうだな、少し考えてみる」
「そうしてくれ。じゃオレ寝るわ、おやすみ」
「おやすみ、マーレ」
「あの二人はほんとしょーがねーな…放っておこうと思ったけどついつい世話焼いちまう」
悶々とする悩めるアルトを放っておけないマーレ、というよりあまりに進展がなさ過ぎてヤキモキしてきたんだろうなぁ。
0時を過ぎて本当に夜食になってしまった豆腐炒め、めっちゃ美味しそう。
それはともかくマーレの助言を頼りに考え始めるアルト、良いプランは浮かぶんだろうか。
(バノッサと出掛ける…アイツは本を読むのが好きだから図書館か?それだと没頭して話をしないまま終わってしまいそうだ。カフェ…は人が多そうでオレが苦手だし、人気があまりなくてバノッサが楽しめるような場所…どこだ)
一匹狼持ち、お気楽なしだと外に出すのも一苦労だな…。
アルトはお皿を片付けに二階に行こうとしたけど、もう遅いしこっちでやっておいてあげるから寝ちゃいなさい。お前は明日も仕事なんだから夜更かしは厳禁。
「じゃあ、そうさせてもらう。おやすみ」
はい、おやすみなさーい!


八日が経ち夏の後半戦に突入したメイン世帯、天気には恵まれず日々をダラダラと過ごしているけど今後はどうなっていくのやら。それは私にも分からない←







~すーぱーグダグダ言い訳タイム~
今回は色々とイレギュラーがありまして、新生せしヴェリクスとグレンは元のデータに上書きされたので連中の人間関係から消えちゃったんですよね。それに気が付いたのが前半の終わり頃で、どうせ休みだしみんなでお宅訪問してやろう!って流れになりました。

あとアルトが今になって頻繁に不安な気持ちを共有したがったのは特質に嫉妬深いを追加し忘れてたせいです、慌てて入れたけどアイデンティティなのに申し訳ない事をしてしまった。
これからは恋に悩みし嫉妬深い男の覚醒が待っている、はず…待っているといいな。

















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