表にいながら裏話(茶番多め)

2021年1月16日土曜日

ご近所さん 新メイン世帯 茶番 妄想語り

後半がやってまいりました、タイトル通り茶番が多いです。
コップを片付けるついでにダンスをしていくヴァンジェ、そしてお話し中のマーレとムスターファ。
「いやーオレら以外の双子って初めて見たわ」
「そうなのか?」
「人脈もここまで広がった事ねーしな」
「環境が変われば会う人間も変わってくるからなぁ」
「人がいっぱい、オレ、覚えきれない…」
「そんなもん名刺交換すりゃいーだろ」
「?」
「もう少し初心者向けのにしてやってくれ」
ライザーは外に出てアルトとお話、ちょうどアップグレードも終わった所なのでタイミングがいいというか。二日目の時もライザーが真っ先に話しかけたのはアルトだったなぁ。
「オレもオレたち以外の双子を見たのは初めてでなぁ、ちょっと楽しいんだ」
「そうなのか」
「あんたの兄弟はどんなヤツだ?」
「会わなかったか?金髪で眼鏡をかけているんだが」
「アー…ジャラジャラしたヤツはさっき見かけたけど、確かに顔はソックリだな」
「(ジャラジャラ…)何から何までソックリだと逆に怖いだろう、そっちも似たような感じなんじゃないか?」
「だなー、アニキはガッチガチの生真面目でオレとは真逆だな」
いつか双子同士で対談とかしてほしいなー、すっごい俺得にしかならないけど。
アルトとラピッツが珍しく卓球、勝負はラピッツの勝ち!(展開が早い)
腹ペコのマーレには自炊してもらう、作り置きも終わっちゃったみたいだしパーティサイズでお願いしまーす!
「…二人の方がスキル上じゃねーか」
「オレ、お腹、減ってない」
「オレもしっかり食べた」
「くっそ…」
二階に戻ったバノッサとライザーがご挨拶。
「いらっしゃい、ハルディンさん」
「ドーモ。敬語は使わなくていーって、ライザーって呼んでくれ」
「いやでも、ライザー…さん年上ですし」
「たかだか6つくらい離れてるだけだろ?頭ガッチガチの相手はアニキだけで十分なんでな、気楽にしてくれ」
「は…はあ、じゃあ遠慮なく」
こう見えてもライザーたちは新メイン世帯で年長のヴァンジェよりも年上の28歳、お世話をしている(されている)ファラくんは16歳。
ライザーにとってはここの連中も弟みたいな感じなんだろうなー、気には掛けるけど面倒は一切見ない男ライザー・ハルディン…実にフリーダム。
「なあ、毛糸とロッキングチェアがあるけど前は無かったよな?」
「バノッサの…」
「ばーちゃんのって言ってたな」
「編み物してるのか?」
「昨日から少しづつ、ライザーも興味が?」
「いや、オレじゃなくてアニキがな…やってみたいって言ってんだ」
「どうやってやったらいい?」
「初心者用のキットが売っているからそれを持っておけばいい、毛糸も入っているから」
「サンキュ、帰ったら教えてみる」
リンガーには最初から願望に編み物関係を入れていたのでやらせたいなぁ、ついでにバノッサの編み物仲間にもなってくれると嬉しい。
「ところでオレたちも引っ越してきたばっかであんまり知らねーんだけど、ここって動物病院だよな?いつ開いてるんだ?」
「え…ええと」
(いきなり突っ込んできたなー)
病院なのに診察している気配すらないもんな、そりゃライザーじゃなくても気になるわ。
(あ、そこ聞いちゃうんだ。オレも知らねーけど)
(よくわからない)
ヴァンジェとムスターファは最後に入居したから細かいことは聞いてないんだよね、という流れで紹介文を見なくても分かる新メイン世帯の裏話の公開。
「掻い摘んで説明すると、ここの権利を譲り受けたのがつい最近なんだ。それで住むために設備なんかを整えていたら資金が心許なくなって、アパート経営の方から手を付け始めたんだ」
「世知辛い理由だなー、その割には家賃が安すぎる気もするけど」
「その辺はコイツのこだわりだな、先代からの価格を変えたくないんだと」
「こう言っちゃなんだけど、物好きだなーあんた」
「それはマーレにも言われた」
(…言いたくもなるだろ、経営の素質もねーのに一人で全部抱えてんだから…あそこで兄貴が住むのオーケー出さなきゃオレが言ってたわ)
大学在学中に住む家を探さないといけなかったアルトとマーレは、好条件の割に破格の家賃を貫こうとするバノッサが心配になってここに住むことを決めたというね。
元々譲り受ける際にアパートの契約を二年以内に二部屋分取らないと更地にするって条件が母親から出されていたので、バノッサにとってもアルトたちにとってもまさに渡りに船。
そうでなくても一緒に過ごすうちに情が移ったアルトとマーレはバノッサの面倒を見てくれたと思う、主にマーレが。ボケコンビに挟まれたマーレは唯一の進行役にして貴重なツッコミポジション、色々とお世話になりました←
「と、まあそういう感じだからいつ診療を始めるかは未定なんだ。アテにしていたのなら申し訳ない」
「いや、好奇心で聞いただけだから構えんなって。話してくれてありがとな、何かあったら聞くくらいはしてやるぜ」
「聞くだけかよ!」
「子供のやりたいようにやらせるのが雇い先のモットーだからな」
「オレたち、子供?」
「まあ、あちらさんのが大人ではあるな。お前は20歳になったばっかだし」
(中々面白れー連中の集まりだな、これは退屈しなさそうだぜ)
きっと様子見とか言って仕事を抜け出す口実にするんだろうな、ライザーは。
また遊びに来ておくれ!
遅まきながらアップグレードが終わった事を報告、とか出来たらいいのにな。ちゃんとお礼が言いたい。
「頼まれていた事は終わったぞ、他はもうないか?」
「ああ、今のところは。今日はありがとう、助かったよ」
「どういたしまして、また何かあったらいつでも言ってくれ」
その後ヒマになったアルトにはロボット作業台で作業をしてもらう、ハンマーを振っていたら頭に直撃!!
「…うがっ!!」
おおう、見事に星が舞っている…大丈夫かーー。
こういう作業をしている所を見るのがすごく好きなんだよなぁ、顔が見えなくてもいい男すぎて萌える。
マーレがダンススキルをマスターしたので見に行ってみた、ヴァンジェのその距離感は何がどうしたの。あとマーレの顔が面白い←
アルトの昇進にはプログラミングスキルが必要なので始めてもらう、のはいいんだけど何でそんなに嬉しそうなの?一人になれたから?それともパソコン大好き?
ラピッツの昇進はブレイクスルーが4回、実験してもらうけどすぐ他の事をやりたがるから目が離せない。
「うっわ、泡ふいた!」
ちょくちょくバスケがしたいとか卓球したいとか出て実験が進まない、読書でもブレイクスルーが出来るって書いてあったから今度はそっちにしようかなぁ。
アルトはプログラミングを順調に上げていって3くらいになった、今日は4になったら終わりにしようね。
お礼は言えないけど心からの誉め言葉でどうにかなったらいいなーと茶番を挟む親バカ。
「作業中に見ていたけどアルトは本当に手際がいいな、尊敬するよ」
「ありがとう、お前にそう言ってもらえると遣り甲斐がある」
就寝のために部屋に戻ってきたマーレ。
「先に寝るわ、おやすみ。(…オレが寝たからっていちゃつくなよ)」
「おやすみ、マーレ。何の話だ?」
(出来るならもうやっている…)おやすみ。バノッサは気にしなくていいぞ」
(そろそろ兄貴が不憫に思えてきた…)
「そういえば今日は海賊言葉の日だったな」
「ああ、それなんだが…」
何やらアルトが海賊言葉の日に文句があるそうで。
「オレたちは別に海賊なんて知らないだろう?知らないヤツらの言葉をどうして使う必要があるんだ?」
「そ…それは確かに」
「つまり使っても使わなくても結局は気分の問題だけだから、乗り気じゃないなら年間行事だろうと無理にやる必要はないって事だ」
「…その発想はなかった」
というアホな会話が脳内でされていたので垂れ流し。
一方その頃、卓球勝負中のヴァンジェとムスターファ。
「よっしゃ、幸先いいぞー」
「ううー…ヴァンジェ、容赦ない」
ラピッツはテレビを観て大興奮、もう23時過ぎてるし寝ようよー。
勝負はムスターファの勝ち。
「勝った…!」
「お前、土壇場で強いよなぁ」
ようやくみんな部屋へ戻っていく、明日も休みだしゆっくり休んでね。
最後はヴァンジェのセクシーショット?でお別れ。コイツだけ半裸族なんだよなぁ、背中のタトゥーが見えるのがお気に入り。決してセクシー担当ではない←
アルトもマーレもタトゥーあるけど半裸が許されるのは就寝時のヴァンジェか水着の時だけと思っている、何で?(知らねーー)








無理矢理詰め込んだ感がすごい七日目、でもこうやって連中が喋りまくっているのも好き。今更だけどこのブログは個人の萌えと妄想と茶番で出来ております、あと大体タイトルは適当。









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